結婚して名前がおそろいになったことを祝して、ペア印鑑と「結婚生活に向けた約束」が刻印された印鑑ケースセット「おそろいんかん」。夫婦の木ともされるオリーブの木を印鑑とケースに使用し、ケース内部は結婚生活に向けて夫婦で決めた約束・記念の言葉を印字することができます。入籍したふたりのおそろいの記念として、新しい家族への贈り物として、結婚した友達へのお祝いとして等、ギフトとしてもお使いいただけます。
「夫婦の木」と呼ばれる由来
オリーブは1本の木では実が実りにくい植物で、相性の良いオリーブを寄り添ったように植えることで実を実らすことができます。その姿が寄り添って歩んでいく夫婦に似ていることから夫婦の木と呼ばれています。ギリシャ神話や旧約聖書「創世記」に書かれていることから、オリーブの花言葉は「平和」「安らぎ」「知恵」「勝利」とされています。「平和」ということから「家庭円満」「夫婦円満」を象徴する木として「幸せを運ぶ木」といわれております。
オリーブについて
今回使用するオリーブの木は結婚式のツリー等でよく使用されていますが、木材としては大変珍しく希少なものになります。主に地中海沿岸が産地で、多くはオイルや果実を得る木として育てられています。木材としては観賞用として育てられた木が寿命等で倒れてしまった場合に限り利用することができ、1本1本がその国の政府や自治体に大切に管理されています。幹が細く、10cmの太さに育つまで20年かかるといわれており、木材とされるまで数十年から数百年の歳月がかかることから高級木材とされています。木質はとても硬く高密度のため耐久性があり、オリーブ本来の成分に抗菌性があり衛生面でも優れることから主にカッティングボードや食器、家具、楽器等にも使用されています。ラテのような色合いのなめらかな波模様で、同じものがひとつとない木目が特徴的で、オリーブオイルが実る木のため、触れたときの質感もしっとり肌に馴染み、スベスベしています。今回はそんなオリーブの木の中でも高品質とされるイタリア産の木材を使用し、今まであまり見たことのない“はんこ”という仕様にして製作いたしました。
加工について
オリーブの木は他の木材と違い加工も非常に難しく、まず製品を加工する前に木材が割れたり曲がったりしないように数年かけてじっくり自然乾燥します。ゆっくりと寝かせたオリーブの木の加工は硬質で油分も含むため手間や技術が必要になります。こうして長い歳月をかけてできたオリーブの木を日本の木工房の卓越した職人が一つひとつ丁寧に手作業で製作いたします。
※印鑑、印鑑ケース、それぞれ単体の購入はできません。
※ペアではなく、1本のみご購入されたい方はご相談ください。
※天然素材を使用しているため、色、趣等が若干異なる場合がございます。